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2023年2月10日金曜日

Laravel最初のプロジェクト

Laravelの開発始め

開発環境

以前書いたツールをインストールしておきます。
基本的に環境にあったインストーラをダウンロードして起動するだけです。
Dockerを使った方法もあるようですが、まずはWindows上に直接構築していきます。
開発環境は既にあるという前提です。

プロジェクトフォルダ
XAMPPが動作、デバッグ環境になります。以下がプロジェクトフォルダのトップになります。
この配下にプロジェクト名でフォルダを作っていきます。
C:\xampp\htdocs

https://readouble.com/laravel/9.x/ja/installation.html
これに従って現在最新のLaravel9系をインストールしてきます。

最初のLaravelプロジェクトを作成する前に、ローカルマシンにPHPとComposerをインストールしていることを確認してください。
とあります。PHPはXAMPPでインストール済なのでComposerをインストールします。

1.Composerのインストーラ

Composerは一般的には作曲家を指す言葉です。
PHPにおいては、パッケージやライブラリの依存管理ツールです。

なのでLinuxにおけるRPMやNode.jsにおけるnpmに相当するものだと思います。https://getcomposer.org/
2.5.2が最新のようです。
素直にインストーラをダウンロードして起動します。

 
Developer Modeとか意味不明のチェックボックスが表示されます。

これをチェックするとアンインストーラーがダウンロードされないようです。
なんかややこしい、デフォルトのままチェック無しで良いでしょう。

Nextボタンを押下します。
PHPのフォルダパスを自動的に補完してくれます。そのままNextボタンを押します。
C:\xampp\php\php.exe



?このままだとエラーになるので、Add This PHP to your path?にチェックを入れます。

Proxy Settings
別にProxyを経由してインターネットアクセスしてるわけではないのでそのままNextを押します。

Ready to Install
最終確認画面です、問題なければIntallボタンを押します。

インストールが開始されます。


インストールが完了します。


Nextボタンを押します。

セットアップが終わりました。
Finishボタンを押します。

終わったらコマンドプロンプトでcomposer -vを実行して以下のようになれば成功です。
Ver 2.5.2がインストールされていますね。

 

2.最初のLaravelプロジェクト

Composerの"create-project"コマンドで新規プロジェクトを作成します。
C:\xampp\htdocs の直下で以下のコマンドを実行します。

$ composer create-project laravel/laravel example-app

以下のエラーになりました。


どうもZIPコマンドがないって言ってるらしい。
Failed to download xxxx: The zip extension and unzip/7z commands are both missing, skipping
The php.ini used by your command-line PHP is: C:\xampp\php\php.ini

Ctrl + c連打でバッチを止める。
ついでにフォルダも削除

 
php.iniの952行が以下のようになっていました。
;extension=zip
コメントアウトを外します。

もう一度コマンドを実行します。
問題なくダウンロードが開始されます。


問題なくLaravelがインストールされました。

 

所定の場所にLaravel関連のフォルダとファイルが配置されたようです。



Laravelローカル開発サーバを起動してみます。
artisanていう機能でいろいろできるみたいですね。
artisan自体は職人という意味です。

$ cd example-app
$ php artisan serve

ローカルサーバが起動しました。Ctrl + Cを押せば止まるようです。



ブラウザでhttp://127.0.0.1:8000にアクセスしてみます。
Laravelの画面が表示されますね。
Laravel v9.51.0 (PHP v8.2.0) だそうです。

Ctrl + Cでローカルサーバを止めます。

次にXAMPPの環境です。
XAMPP Contral Panelを起動してApacheとMySQLを起動します。

http://localhost/example-app/public/にアクセスします。
同じ画面が表示されます。

 

LaravelとDocker

この章はさっくり飛ばします。
1点だけ、
LaravelではSailという、Dockerを使用してLaravelプロジェクトを実行する組み込みソリューションを提供しています。
Sailって名前はどっかで聞いたことがあります。
Dockerの開発環境を作るための仕組みのみたいですね。
以下が分かりやすいです。
https://biz.addisteria.com/00laravel_sail/

初期設定

Laravelフレームワークのすべての設定ファイルは、configディレクトリに格納されています。
とりあえずVSCodeでフォルダを開いてみます。


app.php
auth.php
:
:
view.php
までたくさんの設定ファイルがありますね。
 

「Laravelでは、初期の追加設定はほとんど必要ありません。すぐに開発を始められます。しかし、config/app.phpファイルとそのコメントを確認することをお勧めします。」
ということなので、config/app.phpだけはざっと見ておきます。

他で気になったのはdatabase.phpですね。
connectionというところに
sqlite
mysql
pgsql
sqlsrv
というエントリがあります。
それぞれのDB用の個別の設定項目です。
値自体はenvで取得するようです、”.envファイル"にキーと値で書いておくのでしょう。

.envに以下の設定がありました。
DB_CONNECTION=mysql
DB_HOST=127.0.0.1
DB_PORT=3306
DB_DATABASE=laravel
DB_USERNAME=root
DB_PASSWORD=

これを書き換えて実際のDBへのコネクションができるようになるはずです。
この辺はデータベースとマイグレーションのところに書いてありました。


次のステップ

「Laravelプロジェクトを設定し終えて、次に何を学ぶべきか迷っているかもしれません。まず、以下のドキュメントを読み、Laravelの仕組みを理解することを強く推奨いたします。」

だそうです。順番に読むことにします。

  1. リクエストのライフサイクル
  2. 設定
  3. ディレクトリ構成
  4. フロントエンド
  5. サービスコンテナ
  6. ファサード


「Laravelをどのように使用するかにより、旅の次の行き先も決まります。Laravelを使用するにはさまざまな方法があります。以下では、フレームワークの2つの主要なユースケースについて説明します。」

  1. Laravelフルスタックフレームワーク
  2.  Laravel APIバックエンド

普通は1でWebアプリ開発のコースに行くでしょうね。

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